侍・小久保監督、先発ローテは不動 対戦相手より投手の調整優先        

 「WBC・1次リーグB組、日本-中国」(10日、東京ドーム)

 日本代表「侍ジャパン」の小久保裕紀監督(45)は9日、対戦相手に関係なく2次リーグは予定の先発ローテで臨む考えを示した。

 この日の試合でオーストラリアが中国を下し、日本の1次リーグ1位突破が決定。小久保監督は「チームが一丸となって戦った結果」としながら、この先の戦いへ「これまで以上に厳しい戦いが待ち受けている。すべての試合に最善の準備で臨みたい」とした。

 A組ではイスラエルが1位、オランダが2位で1次リーグ突破が決定。これで12日の2次リーグ初戦の相手はオランダとなったが、相手先発はバンデンハーク(ソフトバンク)が濃厚だ。

 難敵との勝負が待ち受けるが、小久保監督は対戦国によってローテを変更する可能性を「投手の調整が優先です」と否定。オランダ戦は則本(楽天)、2戦目以降は石川(ロッテ)、菅野(巨人)の先発が予想される。10日・中国戦も「きっちりといきます」と力強く宣言。初の1次リーグ全勝突破で勢いをつけ、強敵たちを迎え撃つ。

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