日本ハム・有原、開幕投手へ大きく前進 栗山監督は「順調にきている」
「オープン戦、ソフトバンク5-1日本ハム」(9日、ヤフオクドーム)
日本ハムの有原が開幕投手へ前進する投球で応えた。最速147キロの直球と、内角を強気に突く投球で4回を3安打1失点。「真っすぐはいいボールが投げられた。しっかり投げたいインコースへも実戦できた」と充実感をにじませた。
前回の反省をこの日の投球につなげた。2日の中日戦では、制球が高めに浮き、3回4失点。低めを意識した投球を心がけた。三回には柳田を内角直球で見逃し三振。無四球と制球も安定。「順調にきてると思います」と手応えを明かした。
大谷が投手としての開幕は絶望的で、昨季チームトップ11勝を挙げた有原は先発の柱としての期待がかかる。
「順調にきてるね」と栗山監督。開幕投手については「まだまだ全然決まってない」と指揮官は言うが、最有力候補に挙げるのは間違いない。