球場観戦の藤浪父は辛口「真っすぐが…」

 「WBC・1次リーグB組、日本7-1中国」(10日、東京ドーム)

 日本は3連勝で2次リーグ進出を決め、4大会目で初めて最初のステージを全勝で終えた。2番手で大会初登板となった藤浪晋太郎投手(22)=阪神=は2四死球を与えたが、2回を無安打無失点、4奪三振と力投した。

 藤浪の両親が球場で観戦した。父・晋さんは「あまり良くなかったなあ。変化球でストライクは取れるけど真っすぐが…。本人も納得していないと思う」と辛口。救援登板でドームが沸いたことには「新鮮でうれしかった。ありがたいことです」と感謝した。キャンプ中には食事に一緒に行ったそうで、WBC公認球について「球が滑る。変化球の曲がりが大きい。コントロールが大変」と話していたという。

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