DeNA守護神候補・山崎康順調0封「不安要素は全くない」
「オープン戦、DeNA9-12ロッテ」(11日、横浜スタジアム)
守護神の座は譲らない。DeNA・山崎康晃投手(24)が九回にオープン戦初登板し、1回を1安打無失点に抑えた。
140キロ後半の直球には球威があった。新たに取り組むスライダーも試した。「使えれば引き出しの一つになる。武器にしていければ」と手応えをつかんだ様子だった。昨季8月に3敗を喫するなど不振に陥った反省を踏まえ、今年はキャンプからハイペースで調整し仕上がりは順調。ラミレス監督は「安定していた。自信がみなぎっていた」と目を細めた。
抑え候補の新助っ人・パットンとの競争は続く。だが山崎康は「不安要素は全くない。(今季が)始まった時に突っ走れる準備をしたい」と意気込みを示した。