侍・青木が指南役に オランダ・メジャー選手の情報提供
「WBC・2次リーグE組、日本-オランダ」(12日、東京ドーム)
青木宣親外野手(35)=アストロズ=が11日、2次リーグ初戦の12日・オランダ戦へ向けて、チームで指南役になることへの意欲を示した。相手には同じメジャーリーガーが多く、情報も持っている。「聞かれればもちろん答えるつもりです。情報を全て入れるのがいいことではないので、必要なことだけは言っていきたい」と話した。
シモンズやボガーツら、現役大リーガーがひしめく初戦の相手。オランダについては、まだ仲間に伝えていないというが「メジャーの選手はこういう考えの人が多かったよ、とかは伝えてます」と、できる範囲で情報共有を図っている。それでも「同じ人間がやること。みんな才能ある選手だし、自信を持ってやってくれれば」と、普段通りのプレーの重要性を説いた。
この日は東京ドームでフリー打撃などを行い調整。10日の中国戦は休養のため欠場しており、力を蓄えて2次リーグに臨む。「今日も良かった。あとは試合で結果が出るように。明日からの試合を取っていけるように」。グラウンド内外での貢献で、青木が侍を世界一へと導く。