日本と同組、イスラエルがキューバ下す デスパイネ先制弾も空砲に

イスラエルのマスコットのメンシュの隣で指揮を執るイスラエル・ウェインスタイン監督(左)=東京ドーム(撮影・棚橋慶太)
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 「WBC・2次リーグE組、イスラエル4-1キューバ」(12日、東京ドーム)

 1次リーグ3連勝で首位通過したイスラエルが逆転勝ちした。5安打4得点と効率よい攻めで難敵を下した。

 1点を追う四回、2死一塁からA組MVPで「6番・捕手」のラバンウエーが左線適時二塁打を放ち、同点に追いつく。

 六回には1死一、二塁から5番ポレンスタインの右前適時打で1点を勝ち越し。さらに2死一、二塁から7番のガイレンが右越えに適時二塁打を放ち、二塁走者が生還。リードを2点に広げた。

 八回には四球と安打で無死一、三塁の好機をつくり、ここでガイレンがセーフティスクイズを決めて1点を加えた。

 先発したメジャー通算124勝右腕のマーキーは、5回2/3を投げ4安打1失点。

 キューバは二回、4番のデスパイネが今大会3号となる左翼席中段へのソロ本塁打で先制したが、その後は打線が沈黙。八回には安打と2四球で2死満塁の絶好機をつくったが、その後が続かなかった。

 先発のエンテンザは4回1安打1失点と試合をつくったが、投手陣が計8四球と乱れたのが痛かった。

 イスラエルは13日にオランダと、キューバは14日に日本と対戦する。

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