侍が先制 中田が口火の二塁打、秋山が左犠飛
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「WBC・2次リーグE組、オランダ-日本」(12日、東京ドーム)
日本が二回、中田(日本ハム)の二塁打から、秋山(西武)の左犠飛で先制点を奪った。
先頭の中田がバンデンハークに対して、1ボール2ストライクからの5球目。2球続けたカーブに反応した。外角低めの球に体勢を崩されながら、食らいつく形で片手でスイング。打球は三塁線を抜けた。一気に二塁まで進んでチャンスメークすると、坂本がきっちりと送りバントを決めて1死三塁。
7番に入った山田は四球を選ぶと、今大会初スタメンの秋山が打席へ。2ストライクから3球目、高めの153キロを狙った。左翼方向に飛んだ打球は、
犠牲フライには十分な距離。三走の中田がゆっくり先制のホームを踏んだ。バンデンハークとの相性を買われた起用に、きっちりとバットで応えて見せ「打ったのは直球。チャンスだったので、食らいついていきました。点になるバッティングができてよかったです」と振り返った。