侍・石川、3回5失点KO「力負けした」 オランダ打線の一発攻勢にリード守れず

3回、バレンティンに同点2ランを打たれた石川(手前)=撮影・園田高夫
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 「WBC・2次リーグE組、オランダ-日本」(12日、東京ドーム)

 先発の石川(ロッテ)は、3回5安打で5失点KO。同点で無念の降板となった。

 初回は無失点に切り抜けたが、1点リードの二回にJ・スクープに左翼越えに同点ホームランを浴びる。さらに4点のリードを奪った三回には、4本の安打を集中されて4失点。不運な打球もあったが、要所で高めに浮くなど制球も定まらなかった。

 2点を失い、2死二塁の場面ではバレンティンに、左翼ポール直撃の2ランを浴びた。得意のシンカーを狙われた。2度のリードを追い付かれるなど2被弾、1四球で、49球での降板。「点を取ってもらったあとに取られてしまったので、そこは反省しています。力負けしました」と肩を落とした。

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