侍・菊池がスーパープレーでピンチを救う オランダベンチも拍手

7回、ボガーツの打球を好捕し、二塁へグラブトスする菊池(撮影・出月俊成)
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 「WBC・2次リーグE組、オランダ-日本」(12日、東京ドーム)

 菊池(広島)がスーパープレーで日本のピンチを救った。

 1点リードの七回、1死一塁の場面。3番・ボガーツの強烈な打球が投手・松井を襲った。マウンドで微妙に変化した打球が、二塁菊池の左に飛ぶ。イレギュラーをモノともせず横っ飛びでダイビングキャッチすると、倒れたまま、坂本にグラブトス。間一髪のタイミングで封殺した。

 驚きのプレーにどよめくスタンド。相手のオランダの選手からも思わず拍手が上がっていた。

 1次リーグ初戦、キューバ戦でも2度の好守で勝利に貢献。小久保監督も「あらためて菊池の守備はさすがだなと思いました」と言わしめたが、再びのビッグプレーでチームを救った。

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