侍・小久保監督、死闘にぐったり「勝ちたいという執念だった」

オランダに勝利し、笑顔でナインを迎える小久保監督(撮影・園田高夫)
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 「WBC・2次リーグE組、オランダ6-8日本」(12日、東京ドーム)

 日本がオランダとの激闘を延長で制し、1次リーグから無傷の4連勝。2次リーグ初戦を劇的な勝利で飾った。6-6で延長タイブレークに突入した十一回。無死一、二塁の状況からスタートし、1死二、三塁で、中田がレフトへ決勝の2点適時打を放った。

 5時間近い激闘に、試合後の小久保監督はぐったりした表情を見せながらも、「こんなに遅くまで応援いただきありがとうございました」と日付けが変わっても声援を送り続けてくれたスタンドのファンに感謝した。

 試合の勝因を問われると、「このインタビューじゃ語りきれません。死闘です。勝ちたいという執念だったと思います。本当にすごいゲームでした」と厳しい国際試合を振り返っていた。

 14日のキューバ戦への抱負を問われると「まだ、あさってのこと考えられないんで。きょうはゆっくり寝て、あした考えます」と疲れ切った表情に笑みを浮かべていた。

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