センバツ出場の広島・呉ナイン「気合のプレー」誓う 甲子園へ出発
「第89回選抜高校野球大会」(19日開幕、甲子園)に出場する呉(広島)の選手が13日、広島県庁へ湯崎知事を表敬訪問した。
湯崎知事は「全国の強豪が集まる舞台なので、皆さんがこれまで経験したことのない戦いになると思うが、日々の鍛錬の成果を発揮できれば大きく道は開ける」と激励し、直筆で「呉旋風」と記した“必勝しゃもじ”を手渡した。
新田主将は「県代表として元気と気合のプレーで戦ってきます。1人1人が成長して広島に戻って来られるように頑張ってきます」と力強く応えた。午後6時から広島駅で広島県高野連主催の壮行会が行われ、その後、新幹線で甲子園に向けて出発した。
創部10年目で春夏通じて初の甲子園出場となった呉は、大会初日の開幕戦で同じく初出場の至学館(愛知)と対戦。甲子園初勝利を目指す。