【侍】誠也 復調へ突カ~ン工事 稲葉コーチとフォーム修正
「WBC・2次リーグE組、日本-キューバ」(14日、東京ドーム)
侍ジャパンの鈴木誠也外野手(22)=広島=は13日、東京ドームで行われた希望練習に参加。稲葉打撃コーチからフォームの修正点を指導された。
バットを構える鈴木の捕手側に稲葉コーチが立って、腰を投手方向に強く押す。緊急のフォーム修正だ。稲葉コーチは「外国人投手の独特のフォームに間合いが取れていない状態。詰まってもいいから打ちに行く。そこをアドバイスしました」と説明した。
1次リーグでは10打数2安打と本来の当たりから遠ざかった。12日のオランダ戦は先発から外れた。打線に厚みを加えるためにも鈴木の復調は絶対条件。指導も熱くなった。
鈴木は「みなさんが見ての通りです。練習で状態は悪くないので、あとは試合で結果が出るようにしたい」と話した。
オランダ戦では延長十一回にバントを決め、中田の決勝打につなげた。「絶対に一発で決めてやろうと。手に当ててでもやってやろうと思った」と振り返った。次は打撃で貢献してみせる。