侍・菅野 キューバ代表・デスパイネ警戒 「集中力計り知れない」
「WBC・2次リーグE組、日本-キューバ」(14日、東京ドーム)
キューバ戦に先発する菅野智之投手(27)=巨人=は13日、デスパイネへの警戒心を高めた。オーストラリア戦で1次リーグ突破を決める逆転弾を放つなど、重要局面で結果を残す強敵に「集中力は計り知れない。その集中力を上回るだけの準備と、昨日勝った勢いのまま臨めたら」と語った。
相手主砲からは東海大3年時に世界大学選手権で空振り三振を奪っており「悪いイメージはない」と話す。ただ、相手の軸であることに変わりはない。「前に走者を置かずに、ソロ本塁打OKぐらいの勝負ができれば攻めやすい」と見据えた。
この日は遠投などで調整。球数制限は80球となるが「最低5回は投げないといけないし、6回目指せればチームの勝利にぐっと近づく」と菅野。エースの好投が2次リーグ突破を大きく引き寄せる。