侍・菅野に「長いイニング期待」 小久保監督「勝つだけ」
「WBC・2次リーグE組、日本-キューバ」(14日、東京ドーム)
WBC日本代表「侍ジャパン」の小久保裕紀監督(45)は13日、無心で一戦必勝を貫いていく姿勢を示した。前夜は延長十一回、4時間46分の死闘を制したが「もうそれは過去のこと。明日とにかく勝つだけ」と、その視線を先へ向けた。
14日はキューバとの再戦。好調のデスパイネを擁する打線に対し、先発・菅野がポイントだ。「昨日、かなり中継ぎ陣をつぎ込んだので、できれば80球、長いイニングを期待します」とエース右腕に全幅の信頼を置いた。
「1回負けたら終わりのところで、ギリギリのところでやっている。過去の余韻に浸る時間がないのがいい」。一瞬の隙も見せられない激戦の2次リーグ。ただひたすらに、勝利だけを追い求める。