米国が1次L突破 カナダに圧勝
「WBC・1次リーグC組、米国8-0カナダ」(12日、マイアミ)
第4回WBCは12日、米フロリダ州マイアミなどで1次リーグが行われ、C組は前回覇者のドミニカ共和国がコロンビアをタイブレークの末に10-3で破り、3戦全勝で2次リーグに進んだ。米国は2勝1敗で1次リーグを突破した。
米国が2次リーグの切符を手にした。5投手が無失点で、打線は11安打8得点と格下のカナダを圧倒した。リーランド監督は「選手がよくやってくれた」と目を細めた。
投打で完勝への流れをつくったのはロイヤルズ勢だった。先発の左腕ダフィーは4回を7奪三振。「少ない球数で多くのアウトを取ろうと、シンプルに考えた」と胸を張った。五回以降は救援陣が隙を見せなかった。5人トータルで4安打に抑え、15三振を奪った。
打線は一回に5番ホスマーが先制の2点二塁打。二回のアレナド(ロッキーズ)の3ランなどにつなげ「前夜に痛い負けを喫したので序盤が大事だった」としてやったりだった。WBCは過去4強が最高。悲願の初優勝を目指す。