メキシコは勝利も失点率で涙
「WBC・1次リーグD組、メキシコ11-9ベネズエラ」(12日、グアダラハラ)
D組はプエルトリコが3戦全勝で1次リーグを突破。メキシコがベネズエラに勝ち、イタリアを含めた3チームが1勝2敗で並んだが、失点率の大会規定によりメキシコが敗退。13日のプレーオフでベネズエラとイタリアが残り1枠を争う。
メキシコは今大会初白星を挙げたものの、失点率で涙をのんだ。レアード(日本ハム)の本塁打などで11得点したが、9失点が響いた。試合終了後に地元テレビ局がメキシコのプレーオフ進出を報じるほど失点率はわずかな差で、ゴンザレス監督は「(大会規定は)自分たちが望んだものではなかった」と悔しさをにじませた。