女子マネの甲子園練習参加 高野連側も「功労者なので喜ばしい」

ストップウォッチを手に笛で練習時間を知らせる不来方女子マネージャー3人(左から)斉藤有香、川崎日菜、越戸あかり=甲子園(撮影・飯室逸平)
2枚

 第89回選抜高校野球(19日開幕)の甲子園練習が14日、同球場でスタートし、21世紀枠で出場の不来方(岩手)の女子マネジャー3人が、史上初めて大会規定としてグラウンドでの練習補助にあたった。

 練習に立ち会った日本高野連の竹中雅彦事務局長は「練習中にマネジャーたちに声をかけたところ、うれしいと言っていた。彼女たちの日頃の練習に対して、若干ですが報いることができたかなと思う」と話した。

 これまで、大会の手引きには、試合の練習補助員は「男子部員5人に限る」などと定められていたため、甲子園練習もそれに準じて行われていたという。今大会からあらためて、女子部員の参加について安全措置なども含め明記された。

 竹中事務局長は「マネジャーは功労者なので、少しでも(練習参加の幅が)広がったのは喜ばしい」と話した。今後の規定についても「安全対策など含め、議論できるところはしていく」と柔軟に対応していく構えだ。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス