侍・山田が先頭打者アーチ 正真正銘の本塁打 イチロー鳥谷に次いで3人目
「WBC・2次リーグE組、日本-キューバ」(14日、東京ドーム)
日本は、「1番・DH」山田(ヤクルト)が初回、左越えに先頭打者アーチを放ち先制した。キューバ先発のバノスに対して、2ボール1ストライクから4球目、真ん中高めに浮いた140キロカットボールを狙った。
7日のキューバ戦。山田は四回、2死二塁の場面でホームラン性の打球を放ったが、左翼席最前列のファンが、グラブで打球をキャッチ。リプレー検証で二塁打と判定され、幻のホームランになっていた。
この日の打球は左翼スタンド中段に到達。正真正銘の本塁打で、日本が先制点を奪った。山田は「最近、自分のスイングができていませんでしたが、この打席では自分のスイングができました。1番打者として一番いい結果が出たと思います」と振り返った。
WBCで日本代表選手の先頭打者本塁打は、第1回(2006年3月12日・米国戦)のイチロー、第3回(2013年3月10日・オランダ戦)の鳥谷敬に次いで3人目。