侍 千賀は5回1安打無失点「ゼロに抑えることを必死に心掛けた」
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「WBC・2次リーグE組、日本-イスラエル」(15日、東京ドーム)
野球日本代表「侍ジャパン」は今大会初先発の千賀(ソフトバンク)が5回1安打無失点の好投で試合を作った。直球にスライダーや得意のフォークをうまく織り交ぜ、4三振を奪った。
初回こそ先頭のフルドに右前打を許したが、難なく後続を断った。二回以降もテンポ良く落ち着いた投球を進めた。
0-0の三回は先頭のクリーガーを死球で出塁を許し、犠打と二ゴロで2死三塁。一打先制の場面を迎えたが、2番・ケリーを152キロの直球で3球三振。手でグラブをたたき、熱い感情をあらわにした。
四、五回はいずれも三者凡退でピシャリ。終わってみれば球数も63球と、余裕を持ってマウンドを降りた。
千賀は「とにかくイニングをゼロに抑えることを必死に心掛けました。ゼロに抑えることができて良かったです」とコメントした。