侍 筒香が六回に先制弾 松田、小林、菊池もタイムリー
「WBC・2次リーグE組、日本-イスラエル」(15日、東京ドーム)
1次リーグから無傷5連勝の日本代表「侍ジャパン」はイスラエルと対戦。0-0で迎えた六回、筒香(DeNA)のソロ弾で先制した。
投手戦となった一戦。2番手のアクセルロッドに対して1ボールから2球目、真ん中高めの141キロ直球を見逃さなかった。打球はバックスクリーンへ一直線。均衡を破る待望の一発となった。
今大会3本目の本塁打で、中田と並んでチームトップタイの8打点目。4番打者としてチャンスでの活躍が光る。1次リーグから無傷の5連勝で迎えた一戦。全勝での準決勝進出に向けて、大きな先制点となった。
筒香は「(先発の)千賀と(2番手)平野さんがいい流れを作ってくれたので、テンポよく打席に入ることができました」とコメントした。
日本はこの回、さらに松田の適時二塁打、小林、菊地のタイムリーも出て追加点を挙げた。
日本は勝てば準決勝進出が決まる。イスラエルに敗れた場合、日本、オランダ、イスラエルが2勝1敗で並び、当該チーム間の失点率で準決勝進出の2チームが決まる。
失点率とは失点を守備イニングで割った数字。