DeNA開幕投手の石田、大谷を見逃し三振に仕留める「手応えはよかった」
「オープン戦、日本ハム1-9DeNA」(16日、札幌ドーム)
DeNAのエース・石田健大投手がオープン戦初登板し、6回を3安打1失点と順調な仕上がりを披露した。「しっかり自分のボールを投げられるようにしたい」と話してきた通り、キレのある直球と変化球を駆使した。大谷との対戦では、一回に143キロ直球で見逃し三振に仕留めるなど2打数無安打に抑え込んだ。安定感抜群の投球を見せ、「手応えは(直球と変化球の)どっちもよかった」と納得の表情を浮かべていた。
キャンプで本調子ではなく調整が遅れ気味だった。だが左腕を開幕投手に指名したラミレス監督は「まだ100%ではないと思いますが、状態は上がってきている」と説明。「さらに安定感が増していると思う。開幕までリラックスしてしっかり調整してもらえればと思います」と全幅の信頼を寄せた。
石田は「開幕に向けて、それ以降に向けてもしっかりやれている」と確かな手応えをつかんだ様子だった。