M・ラミレス、痛烈2安打で実戦デビュー 野茂氏と再会ハグで力もらった

 試合前、高知・駒田監督(手前)と談笑する野茂氏
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 「プロアマ交流戦、NOMOベースボールクラブ2-6高知」(16日、春野運動公園野球場)

 四国アイランドリーグplus・高知ファイティングドッグスのマニー・ラミレス外野手(44)=登録名・マニー=が16日、高知市の春野球場で行われたNOMOベースボールクラブとの交流戦で実戦デビューした。「1番・DH」で出場し、六回に痛烈な中越え二塁打を放つなど5打数2安打1打点。同クラブ代表理事の野茂英雄氏(48)も見守る前で、堂々の打撃を披露した。

 マニーが高知で上々の実戦デビューだ。かつての同僚・野茂氏も見守る前で5打数2安打1打点。「しばらく投手を相手に打ってなかった割には良かったね」と満足そうに笑った。

 「たくさん打席に立ちたい」という理由で「1番・DH」で出場した。初打席は痛烈な当たりで遊撃手のグラブをはじく内野安打。六回2死二塁の第4打席では内角寄りの直球を叩き、ワンバウンドでフェンスに当たる中越え二塁打を放った。駒田徳広監督(54)が「打球の初速がすごい」とうなった一打。本人には柵越えの感触があったのか、ベンチに戻ると「ノーパワー」と悔しがったという。

 試合前にはベンチ裏の通路で野茂氏と再会した。01年にレッドソックスでチームメートだった2人のレジェンドは「久しぶり。元気かい?」と握手を交わし、ハグしながら談笑したという。高知で実現した超豪華な対面。マニーは「彼はボストン時代、僕にすごく良くしてくれた。また会えて光栄だし、うれしいね」と喜んだ。

 当初は2、3打席の出場予定だったが、自ら駒田監督に志願して5打席立った。4月1日の開幕までにオープン戦は残り4試合。「実戦を積めば、もっと状態は良くなると思うよ」。44歳のスーパースターは確かな手応えをつかんだようだ。

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