第４回ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）の１次、２次リーグを６連勝で突破し、２１日（日本時間２２日）の準決勝（ロサンゼルス）に臨む日本代表が１６日（同１７日）、チャーター機でアリゾナ州フェニックスに到着した。

　時差調整のため同地で１９日まで滞在する侍ジャパンの面々。約１０時間のフライトをへてフェニックス市内の宿舎に到着した菅野（巨人）は、長旅の疲れを見せることなく「また気持ち新たに。全勝ということでチームに勢いもあると思うのでしっかりその波に乗れるように」と意気込んだ。

　アリゾナはオフの自主トレで訪れている馴染みの地。プロ入り前の“浪人時代”を過ごした思い出の地でもある。

　ここまで１次リーグの豪州戦と２次リーグのキューバ戦に先発し、それぞれ４回１／３４安打１失点、４回７安打４失点。２大会ぶりの世界一へ日本国民の期待が高まっている状況に「その期待にこたえるのが自分の役割ですし、自分もそのつもりでここに来ているのでしっかり準備をしたい」と話した。