履正社・安田が高校通算49号 練習試合で中堅方向へ
「選抜高校野球」(19日開幕、甲子園球場)
今秋のドラフト上位候補で、センバツに出場する履正社・安田尚憲内野手(3年)が17日、茨木市内の同校グラウンドで大会前最後の練習試合・鳥羽(京都)戦に出場し、推定飛距離130メートルの高校通算49本目の本塁打を放った。
八回無死の最終第5打席目。1ボールから真ん中直球を逃さず、バックスクリーン右へ大きな放物線を描いた。「なかなかよかった。センター方向へ打つことを意識しているので、そこへ飛んだのはよかった」。16日・社(兵庫)戦に続く2試合連発。8日の練習試合解禁以降は、7試合で4本塁打と状態は上向いている。
センバツの初戦は、第1日第2試合の日大三(東京)戦。昨秋の東京大会決勝で早実・清宮から5三振を奪った左腕・桜井周斗投手(3年)攻略へ、最高の形で実戦を締めくくった。