侍・菅野「全勝の波に乗る」準決勝先発へ闘志

 1、2次リーグを6戦全勝で突破し、米ロサンゼルスでの準決勝に臨む日本代表が16日(日本時間17日)、チャーター機でアリゾナ州フェニックスに到着した。先頭を歩く小久保裕紀監督(45)以下、侍ジャパンの面々は約10時間のフライトの疲れを見せることなく、宿舎に入った。

 その姿は威風堂々としていた。エースの菅野智之投手(27)=巨人=にとって、同地はオフに自主トレを行ったこともあるなじみの地。プロ入り前の“浪人時代”に過ごした思い出の地でもある。

 準決勝先発が予想される右腕は「また気持ちを新たに。全勝ということでチームに勢いもあると思うので、しっかりその波に乗れるようにしたい」と6連勝にも慢心はない。ファンの期待の大きさには「その期待に応えるのが自分の役割。自分もそのつもりでここに来ている。しっかり準備したい」と力強く言い放った。

 侍の4番・筒香(DeNA)も異口同音。国民の熱狂ぶりに「すごく力をいただいた。アメリカでも準決勝、決勝で勝ってファンの方に恩返しできるよう頑張ります」と2大会ぶりの世界一に意欲満々。ここまで全6試合に出場し、打率・364、3本塁打、8打点の主砲は「最高の準備をしていきたい」と話した。

 日本との時差は16時間。決戦を前に体内時計の調整を目的にアリゾナには3日間滞在する。チームは17日に全体練習を行い、18、19日にはそれぞれカブス、ドジャースとの練習試合を予定。決戦に向けて最終調整を行う。

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