ロッテ 開幕内定の涌井が5回60球1失点 巨人・内海は制球に甘さ
「オープン戦、ロッテ9-1巨人」(18日、ZOZOマリンスタジアム)
開幕投手が決まっているロッテの先発・涌井は一回を三者凡退。上々の立ち上がりを見せた。二回、味方の失策も絡んで1死二塁のピンチを招き、村田に右前へ先制の適時打を運ばれた。三回にも無死一、二塁としたが後続を断ち切った。
涌井は5回を60球で被安打3の1失点。制球も良くボールにも力があり、3・31開幕へ無難にまとめた。
巨人の先発・内海は一回、連続四球で無死一、二塁。ボールが先行する苦しい立ち上がりとなった。三回には制球が甘くなり、二死二塁からパラデスの適時内野安打、さらにダフィーの中前適時打、さらに自らの暴投が絡んだ二、三塁から大嶺翔の内野安打で3点を失った。
四回にも1死三塁から荻野貴の中犠飛、井口の中前適時打で2点を与えた。結局、5回を被安打9で5失点だった。制球の甘さが目立った。
ロッテ打線は七回、巨人の3番手・戸根に1死後、パラデス以下の4連打と田村の犠飛、中村の三塁打で4点を奪った。よく振れている印象が残った。
一方、巨人打線は六回以降、ロッテの藤岡、有吉、松永、高野らの中継ぎ陣に0行進。投打ともに元気がなかった。