侍・菊池、米国仕様に変身だ「感覚を養っていきたい」
WBC日本代表・侍ジャパンは17日(日本時間18日)、準決勝に備えて米アリゾナ州グレンデールのドジャースのキャンプ施設で米国入り後初の全体練習を行った。
全体練習に参加した菊池涼介内野手(27)=広島=は、不慣れな環境への適応に表情を引き締めた。準決勝からのドジャースタジアムは天然芝の屋外球場。この日は入念にノックを受けて打球を確認し「もっともっと受けていかないと」と話した。
1、2次リーグでは好守でチームを何度も救った。所属する広島の本拠地・マツダスタジアムこそ天然芝だが、WBCはここまで人工芝の東京ドームで戦った。土質なども日本とは異なり「(打球が)ボテボテでも土に跳ねる時は違っている」と感触を口にした。
アリゾナでは強化試合2試合に臨むが「こっちにいる間に(感覚を)養っていきたい」。米国のフィールドも手の内に入れ、美技連発で世界一奪還へ貢献していく。