不来方、中村に盛大な拍手と歓声 センバツ開幕

 「選抜高校野球・開会式」(19日、甲子園球場)

 第89回選抜高校野球大会が開幕し、午前9時から開会式が行われた。

 「恋」の行進曲バージョンに乗って、出場校などが入場。昨年の優勝校で今大会も第1日の第3試合に登場する智弁学園(奈良)を先頭に、昨年準Vの高松商(香川)は植田主将が右膝を負傷して入院中のため、筒井副主将が1人で入場。続いて九州地区の学校から東上形式で各校の選手が足並みをそろえて、グラウンドに姿を現した。

 21世紀枠で出場する中村(高知)は部員16人中、インフルエンザによる4選手以外の12人で入場。くしくも山沖之彦投手(元阪急)ら部員12人で準優勝を果たした1977年と同人数での行進風景となった。

 注目のスラッガー、清宮幸太郎主将が先頭を行く早実(東京)が入場ゲートから姿を現すと、満員のスタンドの拍手は音の強さを増し、さらに21世紀枠で出場の不来方(岩手)が、もともとの部員数10人で元気に大手を振って歩く姿には、この日1番ともいうべき拍手と歓声が沸いた。

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