DeNA・ラミレス監督、新助っ人クラインに“成功の秘訣”伝授

試合前にベンチで報道陣の取材に応じるラミレス監督
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 DeNAのアレックス・ラミレス監督が20日、新外国人のフィル・クライン投手に“ポジティブ思考”を勧めた。クラインは19日のソフトバンク戦に先発したが、5回を3安打5四球4失点(自責3)と制球に苦しんだ。オープン戦3試合の先発でも計13回1/3を投げ、18四死球と不安定な投球が続いている。

 指揮官は「今は、ネガティブになっていると思う。メンタル的に今は、自信がないという感じだと思う」と新助っ人の心境を代弁。その上で「彼は、メジャーリーグで投げた経験もある。今(DeNAに)いる外国人のピッチャーの中でも一番ポテンシャルは高いと思う。もっと自信を持ってほしい。絶対にやれるし、絶対に打ち取れるんだ。そういう気持ちで持ち直してくれれば、必ずやってくれると思います」と猛げきを飛ばした。

 現役時代に強打者としてヤクルト、巨人、DeNAと日本球界で活躍したラミレス監督ならではの“成功の秘訣(ひけつ)”を伝授したわけだ。当然、監督としてクラインを信頼しここまでの結果も度外視して、開幕ローテ入りさせる考えだ。

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