21世紀枠出場の中村が登場 OB山沖氏らもアルプスから声援
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「選抜高校野球・1回戦、中村-前橋育英」(20日、甲子園球場)
21世紀枠・中村(高知)が、初出場で準優勝した77年選抜以来、40年ぶりに聖地へ帰ってきた。
一塁側アルプスは、バス55台で駆けつけた2000人以上の応援団で埋め尽くされた。77年のエースだった山沖之彦氏(元オリックス、阪神)も声援を送り、「センバツは選ばれて出場するわけだから、21世紀枠だろうと、胸を張ってもらいたい」と話した。
応援団は水色と赤の上着を着用し、中村ナインのワンプレーに大きく沸いた。三回2死で大崎凜内野手(2年)が中前へ初安打を放つと大歓声が響き、アルプスが大きくうねった。