楽天・アマダー2犠飛 チーム合流即4番で2打点

 「オープン戦、西武3-2楽天」(20日、メットライフドーム)

 快音は聞かれなくとも、仕事は果たした。WBCメキシコ代表の楽天・アマダーが、チーム復帰後オープン戦に初出場し、2犠飛で2打点。4番に座り、さっそく存在感を見せた。

 「試合は出ていたから状態は悪くない。日本の投手をもっと見て、残りの試合で開幕に合わせていきたい」。WBCでは、1次リーグ最終戦でベネズエラに勝ちプレーオフ進出を決めたと思いきや、失点率の規則で敗退となり涙をのんだ。そんな苦い経験にも「終わったことは仕方ない。自分のやることは日本で結果を残すこと」と気持ちを切り替えた。

 この日は2番からペゲーロ、ウィーラー、アマダーと助っ人トリオを並べた。梨田監督は「シーズンでは3、4、5番もあるし、2、3、4番もある。大量点が狙えるしね」と期待。アマダーが、その中核にいる。

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