オランダ拙攻でまた4強止まり バレンティンがっかり…

 「WBC・準決勝、プエルトリコ4-3オランダ」(20日、ロサンゼルス)

 前回と同じくベスト4の壁を超えられなかった。ヤクルトなどでプレー経験を持つオランダのミューレン監督は「負けたのだから満足はできない。精神的なミスが出たのは残念」と拙攻を嘆いた。

 一回に不用意な走塁ミスが二つあり、2点止まり。七、八、九回は併殺打の連続で、延長十一回のタイブレークでも1死満塁でスミスが二ゴロ併殺打に倒れた。先制2ランを含む3安打と孤軍奮闘したヤクルトのバレンティンは「勝つために全力を尽くしたが、あと一本が出なかった」と肩を落とした。

 大リーガーを何人も輩出しているカリブ海のオランダ領キュラソー出身者が大半。ドジャースの抑えジャンセンは九回に2三振を奪って力を示した一方で、ヤンキースの正遊撃手グリゴリアスは右肩を痛めたもようで、大事な一戦を欠場した。

 バレンティンは「オランダの子どもたちに希望を与えることができたと思う。4年後は決勝に行けるチームになりたい」と雪辱を誓った。

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