原辰徳氏、菅野へ父・貢氏の魂伝える「おじいちゃんのDNAを信じろ」
「WBC・準決勝、、日本-米国」(21日、ロサンゼルス)
2009年に行われた第2回ワールドベースボールクラシック(WBC)大会の優勝監督で元巨人監督の原辰徳氏が、昨季限りで現役を引退した元広島の黒田博樹氏、野球解説者の槙原寛己氏とともに現地ドジャースタジアムで大一番を中継するTBSテレビの解説を務めた。
原氏は試合前、野球日本代表「侍ジャパン」の先発投手でおいの菅野智之投手(巨人)へどんな言葉をかけたかと問われ、「私の父、(菅野の)おじいちゃんが見てるぞ。DNAを信じろ」という言葉を菅野に伝えたと語った。
原氏の父で菅野の祖父、故原貢氏(享年79)はかつて福岡・三池工を夏の甲子園で初出場初優勝に導き、その後は息子の原氏も在籍した東海大相模、東海大の監督としてアマ野球界をけん引。原氏が巨人を率い、菅野がエースとして台頭していた2014年5月に他界した。