「オープン戦、巨人１－２日本ハム」（２２日、伊勢）

　日本ハム・加藤貴之投手（２４）が、巨人打線を相手に５回を５安打１失点と好投。開幕ローテ入りへ大きく前進させた。

　初回に味方の失策などで無死一、三塁となったが、村田を投手へのライナーを好捕。一塁へ転送し併殺を完成させ、この回無失点。二回に長野に左越えソロを浴びたが三回以降はテンポのよい投球で無安打に。沢村栄治記念試合で巨人全選手が沢村氏の１４番を着用して試合に臨む中、日本ハムの背番号１４も力投した。

　オープン戦は計４試合に登板し防御率１・８０と好結果を残した左腕は「（本塁打は）失投だったので、あの１球を気をつけないといけませんね。こういう試合展開にもなりますし、あの１球が試合を決めてしまうので、気をつけたいです。（開幕に向けて）とにかくチームに貢献したいです。状態も上がってきていると思うので、引き続き課題を明確にして頑張りたいです」とコメントした。