福井工大福井アルプスに7歳の“応援団長”話題の小2ダンサーは履正社志望!?
「選抜高校野球・1回戦、福井工大福井6-4仙台育英」(23日、甲子園球場)
福井工大福井の一塁側アルプスに、かわいい“応援団長”が現れた。4月から小学2年になる東島海人(かいじ)君(7)。兄の東島拓海選手とともに同校応援団の一員として、部員と同じユニホームで応援ダンスを繰り広げた。
昨秋の明治神宮大会などでキレのあるダンスを踊る海人君は、インターネットの動画で取り上げられ話題となっていた。この日も甲子園でキレキレかと報道陣も待ち受けたが、野球部の応援ダンスは甲子園用にリニューアル。新バージョンを部員からレクチャーされ、まねしながらの応援に「だんだん覚えます」と少しもどかしそうだった。
チームは逆転で初戦突破。昨春のセンバツでも来場した海人君は「去年は(初戦)で負けたので校歌をどうしても歌いたかった。てっぺんをとって校歌を歌いたい」と優勝宣言。少年野球チームにも所属し、投手と内野手をこなすが「自分もしっかり練習して甲子園の土を踏みたい」と夢見る。
ただ、兄が所属する福井工大福井への大応援の一方で「僕は履正社に入りたいです!」と仰天告白も。子供たちの憧れでもあるヤクルト・山田の母校が希望のようだった。