由伸巨人、止まらんOP戦6連敗 22イニング適時打欠乏症 岡本2ランが救い
「オープン戦、巨人2-11日本ハム」(23日、東京ドーム)
今季初の東京ドームでの戦いでも、事態は好転しなかった。11点差の九回に岡本が代打2ランを放ち一矢を報いたが、八回までわずか2安打での6連敗。高橋監督は「結果が出てないのでね。何をどう言われてもね」と表情を曇らせた。
6連敗中は計11得点で、適時打は22イニング出ていない。大黒柱の阿部は「仕方ないでは済まされない」と険しい表情。オープン戦の平日ナイターにもかかわらず4万超の観衆を集めたが、ドームにはため息が充満した。
試合前には「数字がかんばしくないけど、本番に向けて元気をつけてもらおうと」と老川オーナーが激励に訪れたが、勝利で応えられなかった。オープン戦は残り2試合で、25日にはWBC組も合流する予定。役者がそろうことで、負の流れが止まるか。