履正社の竹田が2安打完封 8強一番乗りに笑顔
「選抜高校野球・2回戦、履正社1-0呉」(25日、甲子園球場)
優勝候補の履正社(大阪)が投手戦を制し、8強入り一番乗りを果たした。
初回に4番・若林将平外野手(3年)が右翼への適時二塁打を放ち先制。エース右腕・竹田祐投手(3年)がこの1点を最後まで守り抜き、2安打完封した。
立ち上がりからていねいにコースを突き、最終回には140キロを計測する尻上がりの投球を見せた竹田は、「気分はすごくいいです。だんだんと直球が走ってきて、直球主体の投球ができた」と笑顔。
日大三との初戦は、174球を要して5失点完投。打線の援護に助けられていただけに「次はと思っていた。今日は助けてあげられた」と胸を張った。