巨人・内海が6回2安打無失点の好投 開幕へ視界良好

6回を投げ2安打無失点と好投し、宇佐見とグラブタッチする巨人・内海(右)=東京ドーム(撮影・三好信也)
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 「オープン戦、巨人2-0ロッテ」(25日、東京ドーム)

 巨人の先発は前回のこのカード(18日)で5回を投げて被安打9で5失点だった内海。

 一回、先頭・荻野の中前打と角中への四球で無死一、二塁のピンチを招いた。

 だが、清田とダフィーから三振を奪い、鈴木を右飛に仕留めた。二回には1死一塁で田村を遊ゴロ併殺打。これで乗った。三回を三者凡退で乗り切ると落ち着いたマウンドさばきを見せた。

 6回を被安打2で無失点の好投。ピリッとした姿を見せて開幕へ視界良好だ。

 ロッテの先発は開幕投手が決まっている涌井。巨人はオープン戦最下位で現在6連敗中だ。チーム打率も・193で12球団でワースト。ここはスカッといきたいところだ。

 一回いきなり中井が初球を中前へ運び、立岡の犠打も決まって1死二塁としたが、長野が中飛、阿部が空振り三振に倒れた。

 二回にも1死一、二塁を逸機。三回には三者凡退と涌井の丁寧な投球の前に得点ができない。

 四回には阿部の四球で歩くと、マギーの中前打。阿部が必死に走り三塁を陥れて無死一、三塁。しかし村田の投ゴロ併殺打の間に1点。さらには岡本とクルーズの連続長短打で二、三塁としたが宇佐美が三振を喫した。

 五回にやっと適時打が飛び出した。先頭の中井が左中間への二塁打で出塁。続く立岡が投ゴロも、長野が中前へはじき返して2点目が入った。

 涌井は5回を98球で被安打7の2失点。ストレートの制球がよく、要所でスライダーなどの変化球を駆使して、エースらしい投球を披露した。

 ロッテは六回から東條、大谷、藤岡を投入。

 巨人は七回から池田、マシソン、カミネロとつなぎ、ロッテ打線を3安打完封した。

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