DeNAクラインKOでも開幕ローテ 不安すぎるオープン戦23四死球と防御率
「オープン戦、西武7-5DeNA」(25日、メットライフドーム)
最後まで不安は解消できなかった。DeNAの新助っ人、フィル・クライン投手(27)が先発し3回2/3を5安打5四球5失点で“KO”された。
つかまったのは球威が落ちた四回だった。先頭の中村から連続四球を与え、4安打の集中打を浴びて5失点。乱調だった右腕は「三回以降は苦しい投球になってしまいました。投げ急いでしまい、リズムを崩してしまいました」と猛省した。
これでオープン戦4試合の先発で計17回を投げて23四死球、防御率6・88。それでも以前からクラインの開幕ローテ入りを明言してきたラミレス監督は「今のところ(考えを)変えるつもりはないです。変わる可能性はゼロではないですけど」と説明。公式戦での制球難の改善を願うしかない。