東大・宮台、社会人を完封 左肩故障からの復活アピール
「社会人・東京六大学対抗戦、東大2-0明治安田生命」(25日、神宮球場)
東大のエースでプロ入りを目指す意向を持つ宮台康平投手が25日、社会人・東京六大学対抗戦で明治安田生命を4安打完封。左肩故障からの復活をアピールした。
一昨年の都市対抗大会に出場した相手に対し、三塁を踏ませたのは1度だけ。9奪三振、4四球の危なげない投球に「きょうは神宮のマウンドで自分らしい真っすぐを投げられるか、を課題にした」と話した。
3連続三振を奪った二回にこの試合最速の144キロ。終盤にも143キロを記録するなど、球速は落ちなかった。浜田一志監督は「きょう何ともなければ27日に組んでいる日大戦に、宮台が課題としている中1日で登板させる」と語っており、リーグ戦で念願の勝ち点を挙げるための起用法を試す。