DeNA・シリアコがOP戦1号で開幕三塁アピール ラミレス監督うれしい悩み

 「オープン戦、西武4-2DeNA」(26日、メットライフドーム)

 DeNAの新外国人、アウディ・シリアコ内野手が、オープン戦1号アーチを放ち三塁のレギュラー取りを猛アピールした。

 二回、1ストライクからウルフが投じた2球目を積極的にフルスイングした。放物線を描いた打球は左翼スタンドに吸い込まれた。

 この日は3安打をマークしオープン戦の打率・375。昨季はBCリーグ石川でプレーしたシリアコは「日に日に(NPBの投手に)対応できるようになりましたし、慣れてきた」と納得の表情。「左肩を開かず、ボールを見る」ことも好調の要因だ。

 三塁の定位置をオープン戦の打率・348、4本塁打の白崎浩之内野手と争う新助っ人。オープン戦最終戦の試合後、アレックス・ラミレス監督は「2人ともすごくいい働きをしている。どっちがレギュラーで開幕戦を迎えても全くおかしくないぐらい。もうちょっと時間をかけて、考えてみたい」と説明。指揮官のうれしい悩み?は今後も続きそうだ。

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