作新、史上5校目夏春連覇逃す…九回二死満塁まで攻めるも力尽く
「選抜高校野球2回戦・秀岳館3-2作新学院」(27日、甲子園)
昨夏の甲子園を制した作新学院が逆転負けで、史上5校目の夏春連覇を逃した。
初回に1点を先制した後、中盤に逆転を許した。それでも八回に1点差に迫り、九回2死満塁と最後まで勝利への執念を見せた。
小針崇宏監督は「選手たちは最後まで粘り強さを出して戦ってくれた。終盤勝負ということで、八、九回に追い上げてくれたし、勝たせてあげたかった」。昨夏は甲子園決勝へ進んだため、全国の高校で新チームの始動が最も遅かったが、センバツ出場を果たした選手たちをたたえた。
「素晴らしい雰囲気でプレーさせてもらうのは成長につながる。夏に成果として出ると思う」と夏連覇へ気持ちを切り替えた。
また、秀岳館は昨春のセンバツから3季連続の8強進出となった。