【一問一答3】高木元投手「復帰した姿を生まれたばかりの娘に見せたい」
野球賭博に関与したとして、1年間の失格処分を受けていた高木京介元巨人投手(27)が27日、提出していた復帰申請書が熊崎勝彦コミッショナーに受理され、球界復帰が認められた。このことを受け、高木元投手は都内の巨人球団事務所で記者会見を行った。
以下は会見の一問一答の(3)完。
-育成契約ということだが、どういうプレーヤーを目指していくか。
「とりあえずは、ひたむきに野球に取り組んでいきたいという気持ちしかないです」
-この1年間、一番支えになっていたものは。
「恩師であり、仲間であり、家族が僕の支えになっていました」
-再発防止という意味で高木投手自身ができることは考えているか。
「今、僕が何かとは考えていませんが、もしNPBであったり球団に再発防止について何かお願いされることがあれば、積極的にしていきたいと思っています」
-野球を再開したのはいつで、どういう練習をしているか。
「練習を再開したのは、大学の恩師と会って、謝罪に行った時の次の日から練習を再開しました。この1年はできる限りの個人練習はやってきたつもりです」
-もし、野球賭博で勝っていたらどうなっていたと思うか。
「それはもう2年ぐらい前なので、その時の気持ちは分からないので、お答えすることはできません」
-このようなことは二度とないという確信はあるのか。
「今はもう、賭け事は一切やらないという決意は固まっています」
-処分期間中にお子さんが生まれたということだが、高木投手にとってお子さんが誕生したことで変化はあったか。
「娘が生まれたんですけど、そのことによってこのまま終わってしまうと、賭博をしていまい(野球を)辞めてしまったという風に終わってしまうので、娘が生まれたことでもう一度、野球界に復帰して、一度は過ちを犯してしまったかもしれないですけど、そこからもう一度はい上がって野球界に復帰したという姿を娘に見せたいという気持ちになりました」
-この1年間の練習だが、どのようなことをしたか。
「ランニングやピッチング、トレーニングはしてきました」
-奥様からは何か言われたことは。
「妻からは『良かったね』という言葉をかけていただき、これから大変だろうけど一緒に頑張っていこうという言葉をかけていただきました」
-今、夢とか目標とか聞かれたら、何と答えるか。
「今はもう本当にとりあえず、ひたむきに野球に取り組むだけだと思っています」