【一問一答2】高木元投手「ギャンブルへの認識が非常に甘かった」
野球賭博に関与したとして、1年間の失格処分を受けていた高木京介元巨人投手(27)が27日、提出していた復帰申請書が熊崎勝彦コミッショナーに受理され、球界復帰が認められた。このことを受け、高木元投手は都内の巨人球団事務所で記者会見を行った。
以下は会見の一問一答の(2)。
-この1年間の間にファンの方から励ましの言葉をもらったりしたことは。
「この1年で、練習をやっている時でも温かく声をかけていただいたり、また、ファンからの手紙をいただいたりして、それが心の支えとなって今日にいたっていると思います」
-この1年間、どういう生活をしていたか。また、一番つらかったことは。
「この1年は練習や、昨年娘が生まれて子育てをしたり、あとは自分のやってしまった行為に対して、しっかり反省しながら過ごしていました。あとは、つらかったことは、ファンであったり、応援して下さる皆様を裏切ってしまい、ご迷惑をかけたことが、この1年間、一番つらかったです」
-この1年間の中で巨人戦は見ていたか。見ていたならどういう思いで見ていたか。
「正直、この1年間はなかなか野球中継を見ることはできませんでした。自分の行ってしまった行為に対しての申し訳ない気持ちなどがあり、なかなか野球を見ることはできませんでした」
-この1年間の間で巨人の選手たちから励ましの言葉はあったか。
「何人かからは励ましであったり、頑張れという言葉はいただきました」
-球団の調査で発表もあったが、2013、14年には闇スロットに行っていたという報告があった。公営ギャンブルも断ったとのことだが、違法なギャンブルに対する認識、それに対する反省はどういう気持ちで断っているか。
「ギャンブルに対する認識が非常に甘かったという思いをこの1年で痛感しましたし、これからは公営も含むすべてのギャンブルを断つことで、少しでも信頼を回復していけるように努めていきたいと思っています」