再試合の福岡大大濠、滋賀学園下して8強進出 エース三浦が2試合完投
「選抜高校野球、2回戦・福岡大大濠5-3滋賀学園」(28日、甲子園)
第7日第2試合で延長十五回引き分けとなり、再試合となった一戦は中盤まで一進一退の展開となったが、福岡大大濠が、エース・三浦銀二投手(3年)の完投で8強進出を決めた。26日に196球を投げて、延長十五回を完投した三浦は2試合24イニングを投げきった。
滋賀学園は、大会直前のメンバー変更でベンチ入りした光本将吾捕手(2年)を、公式戦初登板初先発に抜てきした。
滋賀学園は初回に1点を先制。しかし、福岡大濠はすぐに反撃した。一回1死一塁からクリーンアップが3連打。2点を奪って逆転した。
二回は、滋賀学園が中西亮太内野手(3年)の適時三塁打で同点とすると、福岡大大濠は平野孝太朗外野手(3年)が適時打を放って再び勝ち越した。
滋賀学園は五回に同点として、五回の守備から宮城滝太投手(2年)をマウンドへ送った。しかし、福岡大大濠は五回1死一塁で、古賀悠斗捕手(3年)が左中間へ大会第14号の勝ち越し2ラン。プロ注目のスラッガーが放った高校通算46本目の一発で、再びリードを奪った。