履正社が3度目の4強 エース・竹田は2安打1失点

履正社対盛岡大付 6回履正社2死二塁、履正社・安田尚憲は右中間に適時二塁打を放つ(投手 盛岡大付・三浦瑞樹、捕手 盛岡大付・松田夏生)=甲子園(撮影・山口登)
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 「選抜高校野球・準々決勝、履正社8-1盛岡大付」(29日、甲子園球場)

 履正社(大阪)が2011、14年に続く3度目の4強入りを果たした。エース・竹田祐投手(3年)は六回まで完全投球。七回、盛岡大付(岩手)の先頭打者・植田拓外野手(3年)にソロ本塁打を浴びたが、2安打1点で完投した。

 五回、2死満塁から相手投手の暴投で1点を先制し、なおも満塁で6番・竹田が左翼線2点二塁打を放った。続く筒井太成外野手も左中間へ2点二塁打で続き、この回一挙に5点を奪った。

 六回には、2死二塁でプロ注目の3番・安田尚憲内野手(3年)が右越え適時二塁打を放ち、追加点を奪った。

 盛岡大付(岩手)は七回、先頭の植田が、それまで1人の走者も許していなかった履正社・竹田の初球を左翼スタンドへ運ぶ大会第16号ソロを放ち、1点を返したが、中盤の失点が響いた。

 竹田は「完全は意識していなかった。これまでバランスが悪かったので、昨日修正した。安田が打つとチームに勢いがつく」と振り返った。

 安田は「1打席目からしっかり振っていけた。自分らしいバッティングができた」と手応えを感じていた。

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