大阪桐蔭が2年ぶり4強、秀岳館と対戦へ エース徳山が10奪三振
「選抜高校野球・準々決勝、大阪桐蔭4-2東海大福岡」(29日、甲子園球場)
大阪桐蔭(大阪)が東海大福岡(福岡)を下して2年ぶり3度目の4強入りを果たした。エース・徳山壮磨投手(3年)が10三振を奪い、2失点で完投した。30日の準決勝で秀岳館(熊本)と対戦する。
五回、1死から6番・山田健太内野手(2年)が中前打で出塁。2死一塁から8番・泉口友汰内野手(3年)が右越え三塁打を放ち、1点を先取した。
七回には1死三塁で山田の中前適時打で追加点。さらに2死一、二塁で9番・徳山が左前適時打を放ち、リードを広げた。
東海大福岡は0-3の八回、2死一、二塁で4番・遠藤が左越え二塁打を放ち1点差に詰め寄ったが、その裏に大阪桐蔭が1死二、三塁から福井章吾捕手(3年)の犠飛で1点を奪った。
徳山は「とにかく粘って投げようと思った。(八回のピンチは)ギアを上げるというか、思い切り投げた」と投球を振り返った。バットでも七回に適時打を放ち「チームに勢いをつけられてうれしかった」と振り返った。