走者と交錯の秀岳館・半情、首を打撲も「明日も出る」

8回、三塁上で健大高崎・山下(右)と激突する秀岳館・半情=甲子園(撮影・高部洋祐)
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 「選抜高校野球・準々決勝、秀岳館9-2高崎健康福祉大高崎」(29日、甲子園球場)

 秀岳館(熊本)の遊撃を守っていた半情冬馬内野手(3年)が八回、三塁を狙った高崎健康福祉大高崎(群馬)の二塁走者と交錯。半情は走者のヘルメットが首元に当たり、グラウンドに倒れ込んだ。意識はあったが起き上がれず、担架で運び出され、途中交代した。

 西宮市内の病院で診察の結果、首の打撲で骨には異常なしと診断された。半情は大会本部を通じて「最後まで出たかったので悔しい。明日も出るつもりなので頑張りたい」とコメントを出した。

 試合は秀岳館が15安打9得点の猛攻で、3季連続3度目のベスト4入りを決めた。先発・川端健斗投手(3年)が13三振を奪い、2失点で完投した。

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