ヤクルト・石川、37歳開幕星 球団最年長記録を更新「若い選手に負けない」
「ヤクルト9-2DeNA」(31日、神宮球場)
ヤクルト・真中監督が掲げていた「開幕ダッシュ」へ、チーム最年長の石川が役割を果たした。37歳2カ月での開幕戦勝利。松岡弘の33歳8カ月の球団最年長記録を更新する1勝だ。
序盤に走者を背負いながらも打たせて取る投球でしのいだ。六回にはロペスに被弾も、続く筒香を外角カットボールで見逃し三振。左ふくらはぎがつった影響で6回5安打2失点で降板したが、神宮でのDeNA戦は自身8連勝となった。
「今日は息子たちも来ているので」。家族の前でかっこいいパパの姿を見せ、開幕白星を贈った。「若い選手に負けるつもりはない。一緒に切磋琢磨(せっさたくま)していきたい」。16年目左腕が経験値と強い気持ちでチームを引っ張っていく。