ソフトバンク・和田、好投白星発進 8回1失点
「ソフトバンク3-1ロッテ」(31日、ヤフオクドーム)
ソフトバンクが覇権奪還へ好スタートを切った。6年ぶり4度目の開幕投手を務めた和田が8回1失点で白星をつかみ取った。七回に先行を許しながら、その裏に味方がすぐに追い付き、八回に勝ち越し。「いい形で勝てた。昨年の悔しさを晴らすべく、みんなで力を合わせていきたい」とナインの声を代弁した。
六回までわずか1安打。七回に連打を浴び、1死一、二塁からダフィーに初球をはじき返され先制点を与えたが、代打・井口を空振り三振に仕留めた。
開幕投手は2月21日、36歳の誕生日に工藤監督から告げられた。「こんなに早く言われたのは初めて」と意気に感じていた。しっかり結果で示し、これで開幕戦は3勝目。「シーズン最後までエースと言われるように明日から調整したい」と気を引き締めた。